亀岡スタジアム建設 遅れそう
亀岡市に計画されているスタジアムを巡り、亀岡市の桂川孝裕市長は建設場所を変更できる場合でも、用地買収の手続きが終わるのは早くても来年の秋ごろになる見通しで、来年度末となっている完成時期が遅れる見通しを示しました。
京都府が亀岡市に計画しているスタジアムを巡っては、ことし4月、専門家会議が周辺に生息している魚、アユモドキの調査に時間がかかるとして建設場所をJR亀岡駅の北側に変更するよう提言しています。
これについて亀岡市の桂川市長は5日の会見で、JR亀岡駅の北側にあるおよそ3ヘクタールの土地の地権者に先月、売却を正式に要請したことを明らかにしました。
亀岡市によりますと50人余りの地権者のうち半数近くは貸し出しを希望しているということですが、亀岡市ではあくまで売却を要請したということです。
亀岡市では今後、価格などを提示した上でできるだけ早く合意を得たいとしていますが最終的な買収の手続きが終わるのは早くとも来年の秋ごろになる見こみです。
このため実際に建設場所を変更できる場合でも、京都府が来年度末としているスタジアムの完成時期について桂川市長は「大変厳しい日程だと思う」と述べ、完成時期が遅れる見通しを示しました。
07月05日 18時10分以上、NHK京都放送局より引用