来年度中に完成せず 市長見通し 建設地変更で (京都新聞)

来年度中に完成せず 市長見通し 建設地変更で

京都府亀岡市の桂川孝裕市長は5日の定例記者会見で、京都府が市内に計画する球技専用スタジアムについて、建設予定地を現在の保津町からJR亀岡駅北側の土地区画整理事業地に変更した場合、府が予定する2017年度末の完成には間に合わないとの見通しを示した。

 桂川市長は、土地区画整理事業地の地権者から早期に土地提供の承諾を得ても、土地区画整理事業の計画変更など手続きに時間がかかるため、取得の完了は来年秋ごろになるとした。府はスタジアム本体の建設期間を2年としており、桂川市長は「17年度には(スタジアムの完成は)難しいと思う。区画整理事業の完成(期限である19年度末)には間に合う」と述べた。

 市によると、51人いる地権者のおよそ半数は土地を貸す意向だが、桂川市長は「借地だと50年ほどのスパンになり、相続などで課題が生じる可能性がある」として買収する方針をあらためて示した。

【 2016年07月05日 22時51分 】

以上、京都新聞のWebサイトより引用