市長会見 商業利用に期待
京都府亀岡市の桂川孝裕市長は29日の記者会見で、京都府が球技専用スタジアムの建設予定地を保津町の桂川右岸からJR亀岡駅北側に変更したことについて、「駅により近くなり、利便性が高まる」と述べ、スタジアムを亀岡の魅力発信につなげる考えを表明した。
桂川市長は「京都市や大阪から亀岡が距離的に遠いイメージがある」とし、「スタジアムができることで初めて亀岡に来ていただき、距離感の近さを認識してもらえる」と強調した。
新予定地は駅北の一等地に位置している。このため桂川市長は、スタジアム施設の商業利用について「ホテルやショップ、フィットネスクラブなどの民間投資を促してほしい」と述べ、9月にも府に要望書を提出する考えを示した。
予定地変更の原因となった国天然記念物アユモドキの保全策を拡充するため、桂川市長は9月2日に環境省と文化庁を訪れ、支援を求める意向も明らかにした。
【 2016年08月30日 10時50分 】
以上、京都新聞のWebサイトより引用